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Memory of Night 番外編
第1章 こたつでお仕置き
晃は宵の服の隙間から、そっと左手を忍び込ませた。
ずっと寒い場所にいたせいで冷たくなった指先で宵の汗ばんだ脇腹をなぞると、宵の体はわずかに身じろぎする。
晃は宵の首筋を、舌全体でねっとりと舐めあげた。同時にぎゅっと胸の突起をつまみ上げる。
「……!?」
宵は飛び起きて、ぐるんと晃に視線を向けた。
「おーはよ」
一体何事なのかと目だけを動かし晃を凝視する宵。晃は宵の耳たぶに唇を押しつけ囁いた。同時ににっこりと微笑みかける。
「何……してんだよ……っ」
「見ての通り。これから寝込みを襲おうとしてるとこ」
当然でしょうと言わんばかりの顔で、晃はそう言った。
「だって今日は……勉強するって……」
さわさわと乳首をもてあそばれ、宵の言葉が途切れる。息を詰め、わずかに顔を歪めた。
「だって宵寝ちゃうし」
「悪かったよ。もう起きるから……」
服の中に滑り込んでいたずらしてくる晃の手を引き剥がそうとするけれど、びくともしない。どうやら晃はやめる気はないらしい。
徐々に息が上がり始める。下半身での変化に気づいて、宵は焦った。