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貴方にジャンキー
第5章 男の苦悩
11時か・・・。


今日は朝から疲れた。
もう、1週間くらい生きた気分だ・・
家に帰るのも面倒だからトシの家に行くか。


後輩の悪ガキの家に向かった。


インターホンも押さず、「おじゃましまーす。」
と入って行きトシの部屋を開ける。



「うわぁっ!え?!徹さんっ?!何スか、その顔っ!どこのどいつにやられたんスかっ?!」


二人かけソファーに横になり、ため息をつく。
『マヂで疲れた』


「徹さん???何かあったんスか?元気ないっスね。」


「大したことねーよ。ちょっと休ませろ。勝手に学校行っても良いぞー。留守番してるし。」


「俺、月曜日は休むって決めてるんス!」


『自信持って言うことか・・?』

でも、人のこと言えねーか・・・


手元にある漫画を読むが、ちっとも頭に入らない。理子の顔がちらつく。

ちっ・・・!!!


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