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貴方にジャンキー
第10章 浄化
しっかり泡立てられた大きな手で、そーっと私の顔を包み込む。

頬・・口・・・おでこ・・・。


ちょっと上向き加減のこの角度は、キスをおねだりしてるみたい・・そんなことを思い付いたら、少しだけ 可笑しくなった。



徹が居るだけで、こんなに安心出来る・・・

だから、大丈夫。私は大丈夫よ。徹。



顔を流すと、今後はボディソープを手にした。



心臓がドキドキしてるのがバレちゃう。

軽く深呼吸・・・



「理子、立って。」


徹は私に向かい合うと、首・・肩・・・背中と順に洗う。


石鹸で滑りの良い徹の手に私は疼く・・・


徹の腕に捕まり、息が荒くなる。



徹は、私の胸を優しく丁寧に揉むように洗う・・


「ンッ・・あっ・・」

思わず声が漏れ、徹に捕まる手に力が入る。



徹は、そんな私を無視して 腕・・・お腹・・腰・・・太股・・と洗っていく。


膝をついて、足先まで洗うと 立ち上がり、その手は股に・・・




「掻き出すから。痛かったら言って・・」



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