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第5章 剛くんと舞依

しかし
女子更衣室は捨てがたい！
男じゃこんなに堂々と見れないもんなぁ
元に戻るまでの楽しみ

なるほどね
駿河が言ったように下着の上下かバラバラ派が多い
男としては納得いかない光景だ

胸も寄せて寄せて上げてる娘が多いな
駿河くらいの娘は他も太かったりして
結構イイ線の娘もいるが
トータルでは駿河が一番だな

でも何か違和感がある
というのは駿河自身は良いのに
何かモタッとして見えるんだよな
他の娘がシュッとして見える
…
何か足りないのか
…
シルエット？

「舞依どうしたの？」
「真弥、ううん何でもない」
目の前に現れたスラリとした脚
…
そうか、みんな脚が長い！
ってかスカートが短い！
駿河は真面目だから規定のままなんだ
「舞依、体調悪いの？」
「ううん、ちょっと訊きたいんだけど、その短いスカートって売ってるの？」
「…あー、遂にオシャレに目覚めた？さすがは恋する乙女！」
「何よそれ～」
「これは折ってるだけよ、ほらベルト部分を外に折って巻き上げてるだけ」
「なぁんだ～」
「ほら立って折ってみて」
「…あーあーなるほどね～」
教わる通りに腰部分を折り返していくと巻き上げられてスカートが短くなっていく
「良い長さになったら整えて出来上がり、簡単でしょ？」
今まで膝丈だったのが太ももの半分くらいになった
かなりスースーするが脚が長く見える！
これなら誰にも負けてない！！
「オシャレするなら、今度ショッピングに行こう！舞依のコーデ手伝うよ」
「本当？ありがとー」
山野とデート？
って女同士だからデートとは言えないか