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あいの向こう側
第2章 肉食女子
「………あ…………」
男の膝下が切れており、血が流れている。
沙映は、
食い入るようにその部位を見つめた。
テーブル脚の角で切ったのだろう……
しかし、
ぱっくりと割れた肉から溢れ出る血は深い赤をしており、
ピンク色の肉片が少しだけ見えている。
「痛い…………」
呻く男の膝にキスをし、
ゆっくり下に下がり血を吸う。
「ウッ」
染みて痛いのだろう、
男は悲痛に呻く。
沙映は血を吸いながら肉片を噛んだ。
前歯で引きずり出す。
「痛い!!」男がのたうち回る。
「私は看護師免許も持ってるの。
大丈夫よ、じっと我慢してて?」
そう言うと、若く正直な男は唇を噛みながら耐えている。
素直な男で良かった。
嘘を盾にして、
沙映は血と肉をゴクリと飲み込んだ。
沙映は獲物をしとめ、
貪り喰う野生の虎の如く、血肉を味わいながら全身の細胞が喜び活性していることを実感する。
ふつふつと膣が熱くなってきた。
背中の産毛が逆立って、
もっともっと、と男を喰らった………………………………
〔終〕
男の膝下が切れており、血が流れている。
沙映は、
食い入るようにその部位を見つめた。
テーブル脚の角で切ったのだろう……
しかし、
ぱっくりと割れた肉から溢れ出る血は深い赤をしており、
ピンク色の肉片が少しだけ見えている。
「痛い…………」
呻く男の膝にキスをし、
ゆっくり下に下がり血を吸う。
「ウッ」
染みて痛いのだろう、
男は悲痛に呻く。
沙映は血を吸いながら肉片を噛んだ。
前歯で引きずり出す。
「痛い!!」男がのたうち回る。
「私は看護師免許も持ってるの。
大丈夫よ、じっと我慢してて?」
そう言うと、若く正直な男は唇を噛みながら耐えている。
素直な男で良かった。
嘘を盾にして、
沙映は血と肉をゴクリと飲み込んだ。
沙映は獲物をしとめ、
貪り喰う野生の虎の如く、血肉を味わいながら全身の細胞が喜び活性していることを実感する。
ふつふつと膣が熱くなってきた。
背中の産毛が逆立って、
もっともっと、と男を喰らった………………………………
〔終〕