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あいの向こう側
第2章 肉食女子
若い男性の肉体はみずみずしかった。
まだ青くさく、
飢えを隠そうともせず全力で沙映にぶつかってくる。
沙映は脚を大きく広げ、
背中を屈めてまるで洞窟でも掘るように突っ込んでくる若いチカラを受け止めた。
身体が大きくバウンドする。
薄暗くしたホテルの照明に、男の白い肉体がぼんやり浮かんでいる。
沙映は仰向けのまま、
指はシーツを握り苦悶の表情を浮かべ髪を振り乱す。
「ああん、あんっ、くぅっ…」
「お姉さん、いつも、こんなこと…っ、してんのっ……」
揺れながら若い男が問う。
「………まさ、かっ……
彼氏、もっ、長くいないわよっ……あああ!!」
後半は本当だ。
答えながら、
若い男の肉というのはこんなにも強靭なのかと感動していた。
沙映は、
溢れた蜜で男のそれをくわえ込む。
快感でくらくらする。
「うっ……」
男が呻く。
「……出して、
いいのよ…………」
「……あっ、出るっ…」
沙映の膣内に液体が大量に撒かれた。
膣はそれをシャワーのように浴びて感涙に咽ぶように更に滑りを増やす。
若い男は回復が早い。
直ぐまた屹立し、
沙映の乳房に吸い付いてきた。
(もっと……
もっと食べたい…!)
沙映の肉欲は、
留まることをしらない。
先ほどレストランで食べたローストビーフの赤身。
血と肉のあいだ。
骨付き肉の、
関節の繋ぎのあのごつごつした感触………
じわりと流れる肉汁。
――――そのあと二度めを達し放出した若い男は、
トイレへと走っていった。
沙映はまだ疼きが収まらず、
小用を足す男をベッドにて待つ。
「ごめんなさい、
ムードなくて………」
しょげながらベッドに戻ってくる男を、
「いいのよ」と優しい笑みで迎える。
「あっ」男は暗くした照明のせいで足元が見えなかったのか、
備え付けのテーブルにつまづいた。
転倒して、「いたたた…………」
とうずくまる。
沙映は照明を明るくし、
「大丈夫?」
とベッドから降りた。
まだ青くさく、
飢えを隠そうともせず全力で沙映にぶつかってくる。
沙映は脚を大きく広げ、
背中を屈めてまるで洞窟でも掘るように突っ込んでくる若いチカラを受け止めた。
身体が大きくバウンドする。
薄暗くしたホテルの照明に、男の白い肉体がぼんやり浮かんでいる。
沙映は仰向けのまま、
指はシーツを握り苦悶の表情を浮かべ髪を振り乱す。
「ああん、あんっ、くぅっ…」
「お姉さん、いつも、こんなこと…っ、してんのっ……」
揺れながら若い男が問う。
「………まさ、かっ……
彼氏、もっ、長くいないわよっ……あああ!!」
後半は本当だ。
答えながら、
若い男の肉というのはこんなにも強靭なのかと感動していた。
沙映は、
溢れた蜜で男のそれをくわえ込む。
快感でくらくらする。
「うっ……」
男が呻く。
「……出して、
いいのよ…………」
「……あっ、出るっ…」
沙映の膣内に液体が大量に撒かれた。
膣はそれをシャワーのように浴びて感涙に咽ぶように更に滑りを増やす。
若い男は回復が早い。
直ぐまた屹立し、
沙映の乳房に吸い付いてきた。
(もっと……
もっと食べたい…!)
沙映の肉欲は、
留まることをしらない。
先ほどレストランで食べたローストビーフの赤身。
血と肉のあいだ。
骨付き肉の、
関節の繋ぎのあのごつごつした感触………
じわりと流れる肉汁。
――――そのあと二度めを達し放出した若い男は、
トイレへと走っていった。
沙映はまだ疼きが収まらず、
小用を足す男をベッドにて待つ。
「ごめんなさい、
ムードなくて………」
しょげながらベッドに戻ってくる男を、
「いいのよ」と優しい笑みで迎える。
「あっ」男は暗くした照明のせいで足元が見えなかったのか、
備え付けのテーブルにつまづいた。
転倒して、「いたたた…………」
とうずくまる。
沙映は照明を明るくし、
「大丈夫?」
とベッドから降りた。