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あいの向こう側
第4章 あの日の続き
――翌日の夕方。

『こんにちは…』
祐二がおずおず顔を出した。


自室に臥せっている奈美に、
『大丈夫か?』
と声を掛けてくる。


奈美は応える気も起きず、無言で布団を被った。



祐二は取り付く島もない奈美を見てドアを閉めて、

母親と二言三言話して帰って行く。


両親は奈美の引きこもり具合にも遠慮をしているのか……
何も言わない。


祐二はあまり話さない。
何をするでもなく翌日もそのまた翌日も奈美を見舞いに訪れた。


時々花を持って。


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