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桜舞うあの日のままで
第9章 最後の夜、想い出の夜
「風香……」

 見つめあいながら名前を呼ばれ、風香の心臓は跳ね上がる。

 それでも、平静を装って、「何かな」と尋ねた。

「えっと……その……」

 なぜか言いにくそうに口ごもる悠。

 風香は「もしかして、悠も私のことを好きでいてくれたとか?」と一瞬考えたが、すぐに「まさか、そんなはずないよ。私は自分の都合よく物事を解釈しすぎ」と打ち消した。

 さらに数秒、目を泳がせたり、頭をかいたりしながら、悠はためらっている様子だったが、やがて風香の目を見つめて言う。




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