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第6章 慰めと励まし

　それから１週間後、風香は再び悠の部屋にいた。

　もちろん、悠も一緒だ。

　悠の両親の帰りが遅いというこの日、二人は性交することを計画していたのだった。



　まだ１１月とはいえ、屋外では冷たい風が吹いている。

　通学路の並木道には、大量の落ち葉がびっしりと歩道を埋め尽くし、木々は寒そうな姿で立ち尽くしていた。

　だが、さすがに屋内ではそこまで気温が下がっておらず、既に裸になっている二人もさほど寒さを感じていない様子だった。