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どうか、私を愛してください。
第9章 涙のキス。
「誠二さん……」



誠二さんの絵が置いてあるこの部屋に
一日一回訪れる。
紗英さんの絵の他にも風景がなどがたくさんあるこの部屋は
誠二さんの匂いに包まれている気がして安心した。



「元気…しているんですか?」



この家にいるのは誠一さんへの罪の償いもあるけど
誠二さんがいつか帰ってくるんじゃないかって淡い気持ちも抱いているから。
この家を出てしまえばもっと誠二さんとの繋がりがなくなってしまう……



ロッキングチェアに座って
風に揺れている白いカーテンを見る時間が大好きで
風が止まってカーテンが鎮まったら
少女漫画のように誠二さんが現れるんじゃないかって想像していた。
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