この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
どうか、私を愛してください。
第14章 永一の夢
「叔父さんは小さいころから絵を描くのが好きだったの?」



「好きっていうか…絵を描くことしかできなかったんだ。ずっと家にいたから。」



「僕と一緒だね…僕は体が弱いからいつも家で過ごしているんだ。」



「でもお前はお母さんとお父さんが家にいるじゃないか。」



「叔父さんはいなかったの?」



「あぁ…いなかったよ。ずっと一人だったよ。」



ずっと会えない紗英や外での世界を妄想しながら描いていたあの日々
絵を描くことでストレスを発散させていたんだ。



「寂しくないの?」



「……今は寂しくない。」



美緒がいて、永一がいて……
永一が母親と父親のそばで暮らしているなら
それが俺の幸せだから――
/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ