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どうか、私を愛してください。
第2章 お願い、縛って……
「へぇ……そんなに兄さんよりよかった?俺とのセックス。」



「そういうわけじゃ……ッ」



「そういうわけじゃなかったら、何でこの部屋で俺を待っていたわけ?」



そう、私は結局そのままこの部屋で夜になるのを待って、誠二さんに抱かれることを選んだ。



誠一さんのために子供を……2人の子供を作るんだ。



「……じゃあ、早速。」



ベッドに侵入してきてギシッと軋む音が聞こえた瞬間、体が勝手に誠二さんから遠ざかった。
やっぱり怖いし、こんなの間違ってる……



「おい……動くなよ。」



「わかってます。わかってます……けどッ」



カラダが小刻みに震えてどうしてもカラダが避けてしまう。



誠二さんが近寄るたびに遠ざかってとうとうもうベッドの端にきて逃げ場がなくなった。


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