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どうか、私を愛してください。
第31章 包まれた愛
「美緒……この結婚式は永一が望んだんだ。」
「永一が…?」
「お母様…僕だってお母様の幸せ願っているよ。」
「永一……っ」
「誠二叔父さん……お母様に笑顔をありがとうございます。僕、誠二叔父さんのことも大好き。」
「え…い………」
誠二は、目に涙が溜まって
目が動かせず、言葉を発することはできなかった。
だけど、誠二だけでなく
永一君の言葉は
ここにいる大人全員の涙を誘った。
永一君はきっと誠二と美緒さんの子供だって分かってる。
分かっているけど、誠一さんへの感謝も忘れてない。
こんなにいい子がいるの?
永一君が必死に自分の感情を抑えて
美緒さんや誠二や誠一さんのように
自分より他人の幸せを願っている姿に
感動しない大人はいない。
「新婦 美緒、あなたは
新郎 誠二が
病めるときも、健やかなるときも
愛を持って、生涯
支えあう事を誓いますか?」
「はい、たくさんの愛を持って、生涯誓います」
「美緒さん、誠二、絶対、絶対幸せになるんだよ!おめでとう!!」
「誠二、美緒、ありがとう。本当にありがとう」
「お母様、誠二おじさん、僕のわがままを聞いてくれてありがとう!」
「みんな、ありがとう。俺、絶対美緒を幸せにする。苦労はさせると思うけど……俺がどれだけ美緒のことを愛しているか、ずっと伝え続けるよ」
「うん、誠二、頑張れ!頑張れ!!」
2人の幸せな姿をたくさん写真に撮って
あとは私達の写真も自撮り棒で撮ったりして
穏やかな時間を過ごした。
きっと誠一さんとの結婚式は派手だったと思う。
それに比べたら、地味かもしれない。
海しかなくて、波の音しか聞こえなくて
だけど、みんなが笑いあう声がよく聞こえて
私達、今、世界で一番幸せな気がする。
「美緒さん、誠二、絶対、絶対幸せになるんだよ!おめでとう!!」
「誠二、美緒、ありがとう。本当にありがとう」
「お母様、誠二おじさん、僕のわがままを聞いてくれてありがとう!」
「みんな、ありがとう。俺、絶対美緒を幸せにする。苦労はさせると思うけど……俺がどれだけ美緒のことを愛しているか、ずっと伝え続けるよ」
「うん、誠二、頑張れ!頑張れ!!」

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