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私を委ねた同級生
第1章 出会いから
「なに?」

「ううん、何でもない」

美沙は…なかなか着替えようとしない。

私たちがモタモタしている間に、他の2人は着替え終わり…
「じゃあねっ」

「うん…バイバーイ」
「バイバイ」

教室から出ていった。

「美沙、私たちも早く着替えようよぉ」

「うん…」
「ねぇ…あずさ…脱がしてっ」

「えっ?」
私は…めちゃ驚いた。

でも、なんか物欲しそうな顔をした美沙の瞳を見ていたら、断ることが出来なくて…私は…美沙の体操服を脱がしていた。

ちょっと汗の匂いがして…きめ細かい美沙の肌…

しかし…まじまじ見るのも変だから、さっと目をそらす。

ブラと紺のハーパン姿の美沙。

「じゃあ、私もあずさを脱がすねっ」

そんな事言われたけど、私は…いつの間にか両腕を上げていた。

私も美沙と同じ、ブラとハーパン姿。

そして、美沙は…
ぎゅっと抱きしめてきた。

汗で冷たい肌…

あっ…

なんか気持ちいい…それに安らぐ…

他人とこんなに触れ合うなんて…当たり前だが初めて…

すると、私の背中に回っている美沙の手は…私のブラのホックを外そうとした。

「美沙、嫌っ…」
私は…美沙から離れた。

「ごめん!あずさ…」

「ううん」

「なんか、さっき体操してた時…体操服の上からだったけど、あずさの背中を触ったら、胸がキュンとしちゃったんだぁ」

どきっ…
実は私も…

「そして、今、あずさの肌を直に触ったら…」

「触ったら?」

「もっと、あずさを知りたくなった…」

「私を?」

「うん…あずさの全てを知りたい」

「私の全てって?」

「例えば…」
そういうと、美沙は…
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