この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
冷たい月を抱く蝶
第2章 温かい手のひら


その日は雪が降っていた。
馬車から逃げた際に片方の靴を落としてしまった。

私は片方の靴をなくしたまま、冷たい雪の上を歩いた。 もう心まで凍ってしまって、冷たい雪の寒さも感じなくなった。

街中をひっそりと歩いてると、フと目の前に林檎が落ちていた。

お腹が空くと、空腹に我慢出来ずに落ちてる林檎に手を伸ばして拾った。

 ちょっと表面は汚れていたけど、まだ食べられる林檎だった。

私は人目も気にせずに、林檎を食べようとした。
その時、突如うしろから馬車が走ってきた。

私は思わず大きな声で叫んだ。
すると、馬車はその手前で立ち止まった。

間一髪のところを難を逃れた。
すると、馬車から男の人が降りてきた。

私は一瞬、あの男かと思って急いで逃げ出した。
すると、降りてきた男性は私を腕の中に閉じ込めて抱き締めた。


/51ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ