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starlight kiss
第12章 魅惑の熱の中で
そうして秋人はホテルを後にした。見送る雪都は俯いたままポツリと呟いた。

「完全に秋人…姫紗ちゃんにマジだな…俺もあんな風に愛せる女…出来るかな」

そうしてふっと笑っていた。

一方早々に空港に着いた秋人は姫紗を探した。そんな時ふと目に止まったのは姫紗と1人の男性だった。

「いえ、本当に待ち合わせで」
「英語出来なくて迷ってんでしょ?俺送るからさ。」
「あの…ほんとに困ります。」
「やましいこと無いからさ。」

そう言いながらその男は姫紗の腰に腕を回した。その瞬間に秋人は声をかける。

「姫紗、待たせた。」
「秋人…」
「その腕離してくんない?おじさん」
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