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starlight kiss
第14章 幸せの伽輪
「そっか…」
「帰り何時になるかわかんねぇからさ。」
「…解ったよ…」

そうしてこの日も2人は別々の帰路へと向かった。急いで向かう秋人。夜遅くにまでやっている店とは言えなかなか遅くなっては双方ともに問題が起こる。

「いらっしゃいませ。あ、春日様。お待ちしておりました」
「遅くなってすみません。まだよろしいですか?」
「大丈夫ですよ。」

そうして土台の確認と最後の石の確認。それから刻印の関係などいろいろ最終打ち合わせに入った。嬉しそうに見つめていた秋人に店員は笑いながら確認を取っていた。

「ではイニシャルがA to Kで日にちは良かったのですよね」
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