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第4章 新たな出会いと、心の出会い

「休憩って言っても」
「……」

ハルに近付くにつれて姫紗の目の前には夜景が広がってきた。

「ぅ…わぁ！キレイ」
「…ｸｽ」
「こんな場所あったんですね…ハルさん…良く来るんですか？」
「たまにだよ。」
「へぇ…」

そんな事を話していると思い出したように姫紗は笑い出した。

「どうした？」
「いえ、稜さんも克巳さんも…みなさん楽しそうだったなって。」
「あいつら素はあんなバカなんだよ。」
「でも…雪さんって…前みたいな事良くあるんですか？」
「あぁ、イチャついてること？」
「はい。」
「まぁね。でもメディアには何でかバレないのが不思議なところだよね」