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starlight kiss
第23章 右手に愛を、左手に光を。
「ありがとうございます。」

そうして連れられながら秋人達のいる控え室に行く姫紗。廊下に居るにも関わらず中の声が聞こえてくる。


『…っ!ーー!?』
『……!ー…ー‥!』


「あぁあ…始まってるな…」
「あの…」
「ハルの気持ちを抑えようとするとあぁなるなんて解っているだろうに…」
「あのあなたは…?」
「うーん、まぁその内解るかな」

そうしてノックをしながら姫紗は入っていった。

「失礼します」
「お待ちしていました。どうぞこちらへ」
「だから…!」
「だからって言われてもさっきから同じ事ばっかだけど?」
「時任さん?聞いていましたか?」
「え?」
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