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Desire エピソード2 ~公開恥辱的診察~
第7章 外科医の正義 ー 天才女医 ー
-・-・-・-・-
時は今年の4月
-・-・-・-・-
天才外科医がやって来て一週間。
この大学病院には、腎臓癌を患う大物政治家が入院していた
その手術が迫り、医師や看護師が集まり、カンファレンス(会議)が開かれた
成功確率10%以下の難手術に、執刀医が決まらない中で、柴門が手を挙げる
相手が相手なだけに、ミスは許されない状況に、医師全員が反対する
「誰だよお前!」
「フリーランスの分際で、生意気言うんじゃない!」
「どこの馬の骨とも分からん奴に、執刀なんかさせられるか!」
「もしもの事があったら、どう責任をとるんだ!」
「女がでしゃばるな!」
酷い罵声が飛び交う。
...
その状況で、柴門は前に行き、一番声を張り上げていた医師に向い、言い放つ
「じゃー、アンタに切れるわけ?」
「いやっ..俺は専門外だし...」
黙り込んで下を向く医師
柴門は大きな声で、次々に医師達を指していく
「じゃー、アンタは?..その後ろのアンタは?..その隣のお前は?」
柴門の迫力に負け、静まりかえる会議室
そこで、西田院長が立ち上る
「柴門君、落ち着いて下さい。分かりました検討しましょう」
「えっ」「うそだろ」「まじか?」
会議室がざわめく中、西田院長が話しを続ける
「どうです?他に執刀したいと言う人はいないですか?」
背の高い強面の男が手を挙げた
「自分がやりますっ!」
「おお蛯原君、頼もしいな。ほかには?」
あとに続く者は、出なかった。
カンファレンスは中断され、三日後に延期となる
そして、その時に執刀医を発表する事となった。
時は今年の4月
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天才外科医がやって来て一週間。
この大学病院には、腎臓癌を患う大物政治家が入院していた
その手術が迫り、医師や看護師が集まり、カンファレンス(会議)が開かれた
成功確率10%以下の難手術に、執刀医が決まらない中で、柴門が手を挙げる
相手が相手なだけに、ミスは許されない状況に、医師全員が反対する
「誰だよお前!」
「フリーランスの分際で、生意気言うんじゃない!」
「どこの馬の骨とも分からん奴に、執刀なんかさせられるか!」
「もしもの事があったら、どう責任をとるんだ!」
「女がでしゃばるな!」
酷い罵声が飛び交う。
...
その状況で、柴門は前に行き、一番声を張り上げていた医師に向い、言い放つ
「じゃー、アンタに切れるわけ?」
「いやっ..俺は専門外だし...」
黙り込んで下を向く医師
柴門は大きな声で、次々に医師達を指していく
「じゃー、アンタは?..その後ろのアンタは?..その隣のお前は?」
柴門の迫力に負け、静まりかえる会議室
そこで、西田院長が立ち上る
「柴門君、落ち着いて下さい。分かりました検討しましょう」
「えっ」「うそだろ」「まじか?」
会議室がざわめく中、西田院長が話しを続ける
「どうです?他に執刀したいと言う人はいないですか?」
背の高い強面の男が手を挙げた
「自分がやりますっ!」
「おお蛯原君、頼もしいな。ほかには?」
あとに続く者は、出なかった。
カンファレンスは中断され、三日後に延期となる
そして、その時に執刀医を発表する事となった。