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お礼の時効
第4章 せっかく捕まえたと思ったら、逃げられたんです
浅野は夕方を過ぎたころから、過去の資料を探すため書類整理をしていた。
特に差し迫った事件がないのだから、自分の仕事が終わったらそのまま自宅へ帰ればいいのにと詩織は思っていた。
今朝の一件で腑抜けている浅野に仕事をさせるためには、あの女性の名前を出さざるを得ない。
詩織はそんなことを考えながら執務室で段ボールの中身を取り出し眺めている浅野の姿を見ていたのだった。

「浅野検事、もういい加減帰りましょうよ。もう21時過ぎましたよ!」
「ああ、羽田さんは帰っていいですよ。私が一人で始めたことですし」
「そういってまた執務室をごちゃごちゃにされたら、私が後片付けしなければならなくなるんです!」
「ああ……そうだったね。ごめん」

浅野は手元に置いた段ボールの中に入っている過去の書類を出して深いため息をついた。

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