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紅い首輪
第3章 3
そんな日々が1ヶ月程続いたある日、
『OFF会しないか?』
黒の発言に有希以外のメンバーは
次々に賛成の文字を打った。
黒、灯、紅は既に面識があるようで
前々から緊縛講習会や交流会をやりたいと
話していたものが実現するようだ。
『ゆきさんも来ませんか?』
黒への返事に悩む、
紅への憧れ、からすへの抵抗感、
しばらく返信できずにいると
『最初は緊張するよね!はじめて同士で
一緒にいかないかな?』
と有希宛にももからの発言が上がる。
(それなら…いいかな…)
『いきたいです。』
送信ボタンを押す手が震えた。