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露出~大胆な行動~
第2章 二章:[露出との出会い②]
私はリビングから自分の部屋に向かった。

階段を上って一番奥にある部屋が私の部屋だ。
廊下の途中には両親の寝室と物置部屋がある。

いつものように廊下を歩き進んでいると、両親の寝室のドアが半開きになっていた。
普段なら全く気に掛ける事が無い事なのに。
ただ、今日は違う。
外は台風なので“両親の寝室の窓が開いているのではないか”と思ったのである。
私はそんな気持ちで普段出入りを全くしない両親の寝室に入った。

案の定、窓が数センチ開いていた。予想が当たっていた。
カーテンは濡れていて床も少しではあったが濡れていた。
私は窓を閉め、カーテンを縛って寝室にあったティッシュで床を拭いた。

ティッシュをゴミ箱へ捨て、自分の部屋の向かうはずだったのだが不思議な感覚が私にはあった。
そもそも両親の寝室に入ったのは数年ぶり、小さい頃は両親と同じベッドで川の字になって一緒に寝ていたのを思い出した。

懐かしさもあったが、普段出入りしない両親の寝室に入った事で悪戯心が出たんです。
寝室には引き出しやタンスがあり、両親の所有物が入っています。
もしかすると母親のヘソクリや、父親のやましい物でも出てくるのではないか。
“両親がいない今がチャンス”と他にやる事もなかったのでタンスを開けてみる事にした。

そんな冒険心でタンスを開けてみたものの、衣類しか出てこない…。
さすがにそんな面白い事もないかと思っていた時に、タンスの1番下から大きめの紙袋が見えたんです。

「なんだこれ?」と面白がって中を見ました。
中には数本のビデオテープと薄手のアルバムが入っていました。
“両親の若い頃の写真かな?”なんて呑気な事を考えながら開くと、そこには衝撃的な写真が納まっていたんです。

裸の母親の写真。
特に何かをしているわけではなく、ただ母親が裸で立っている写真でした。
私は頭が真っ白になりながらも、アルバムをめくり続けました。

しばらく見ていて気付いたんです、そんなに若い頃の母親の写真じゃない事に。
「え?何これ!」とショックを受けつつも、怖いもの見たさでどんどんページをめくる私がいました。

全ての写真を見てアルバムを閉じました。
「お母さんは何で裸の写真を撮っていたの・・?」何とも言えない感情がこみ上げる。
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