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俺様と僕
第2章 生まれ変わる決意。
僕から童貞を奪ってくれた彼女は姉の同級生で、バイトに入った時にすでにいたのである。

僕は、なんか見覚えのある女性がいるなーと思い、姉の同級生ですよね?ってのが彼女との初めての会話で、まさかこんな関係になるなんて思ってなかったが、童貞から解放してくれた彼女に感謝した。
もちろん彼女は僕が童貞だなんて夢にも思わなかっただろう。

それからの僕は毎日SEXの事で頭がいっぱいで、SEX=彼女だった。しかし付き合っているわけでもない。

またしてくれるのかもわからないが、とにかくSEXがしたくて、頻繁に彼女に連絡するようになった。

数日たっただろうか、またSEXができる機会が到来した。
SEXしている最中は、彼女は喘ぎ声は一切ださず、我慢しているのか?とか普通は思う所なんだが、SEXに夢中だった僕は気にもならなかった。

よくよく思えば隣の部屋は、姉がいる部屋である。
弟とやっているなんて思われたくないだろう。

なかなか会ってくれないのもこれのせいか・・・くそっ。
しゃーないかっ付き合っているわけでもないんだし。
彼女と2人で会うのは、もぅやめるか・・

彼女がほしい・・・SEXしたい・・・


そんな時・・バンド仲間から連絡がきた。

達也・ ボーカルが新しく変わることになって女の子なんだよ。
いーよな?

僕・ 俺は構わないぜ。

「女の子かぁーどんな人なんだろうな」

達也・ 顔合わせするから、明日あいてるか?

僕・ 明日な!大丈夫だよ。何時?

達也・ じゃー、スタジオに夕方の4時でよろしく。

僕・4時ね、オッケー

彼女はほしいが、正直ボーカルが女の子だからといって別に気にもならなかった。


達也・ うぃー、

キャピ・ 和也ーぁ、今日も相変わらずカッコいーねぇ〜〜ぇうらやましぃーぜぇぇ。

僕・ はいはいっ、で、例のボーカルさんは?

キャピ・ あ〜〜今くるぜっ。

チカ・どうも( ´ ▽ ` )ノはじめまして。

達也・ このこはチカちゃんねっ。

「なんだ・意外とかわいーじゃん、胸おっきぃなっ・身長ちっちゃっ」

僕の彼女に対する第一印象である。

僕はあまり喋るタイプではないのでチカちゃんとの顔合わせでは、ほとんど会話はなかった。

何度かスタジオにいくにつれて、少しずつ話すようになり、連絡先も交換した。



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