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俺様と僕
第3章 俺様の第一歩
電話で話すようになってから、随分と仲良くなり、2人で会う事になった。

ちかちゃんは、年上で社会人として働いていて彼氏はいない。
何度か電話しているうちに、僕に気がありそうだなと感じた。

会った時に告白すれば、付き合うことが出来るだろうという自信もあったが俺は、好きという感情はなく、ただ彼女はほしい。といった感じである。

彼女は日曜休みで、土曜の夕方から会う事になった。

居酒屋にいって、ほろ酔いで、行く所もないから、うちでDVD借りて見ることなった。

DVD見終わった頃には、夜中で、ちかちゃんも明日は休みだから大丈夫だよってなり、うちに泊まることになった。

僕のベットはセミダブルで、普通に2人は寝れる広さ。

わざわざ下に寝る気にもならず、2人でベットに入った。

1分…2分…何分たっただろうか、僕は興奮して眠れない。

彼女もわざとだろうか、こちらに、寝返りをしてきたりした。

お互いが自然と顔が近づき、下唇があたった瞬間からキスするまでには時間はかからなかった。

この後SEXしたのは、いうまでもない。
SEXした後、どうしよっかみたいな、ながれになり、付き合う事となった。

僕には好きという感情はなく、毎週SEXできる相手が出来たことが嬉しかった。

彼女は僕が、会いたいというと会ってくれてSEXもしてくれた。

付き合って3ヶ月がたった頃。

バイトをしていた僕のとこにチカが来た。

どうやら急に来て、喜ばそうと思ったらしいが、約束していないのに来たことに無性に腹が立ち。待ってていい?と言ったチカに帰れといった。

チカはションボリしながらかえっていった。
あまりに可哀想だと思ったバイト仲間が、俺駅までおくってくね。と言いチカを追いかけ駅までおくってくれた。


バイトの仲間が、チカちゃん泣いてたよっ、あれは可哀想だよー。
と俺に言った。

もー別れるかもなーと バイト仲間に愚痴った。
そもそも、好きでもなかった俺は、チカの事は、どうでもよくなっていたのだ。

バイト仲間は、俺に冗談まじりに、じゃー俺・・別れた後チカちゃんに告ってもいー?といってきた。

俺は、別れるからいーよ。と真面目に答えた。

別れるまでには1週間も、かからなかっただろう。

別に俺は次付き合う人がいるとかではなく、自由になりたかったのだ。
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