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第15章 ゆりこと美紀

ゆりはゆりこに連絡を取った。

ゆりこに

「ゆりこさん、
もうすぐ私の知り合いが
貴方を拉致して…
そして同じく
正樹さんの浮気相手を
拉致して…
同じ部屋で二人を
襲います。
そこに正樹さんを
連れてきて…
二人のうちどちらかを
助けさせますが…
ゆりこさん、
うまくいかないかも
しれないけど…
正樹さんが相手を
選んだら…」

ゆりこは

「正樹は…
必ず私を選びます…」

「そう…
ならいいわ。
それとね…
成り行きで…
私の知り合いが
貴方をレイプするかも
しれませんが…
相手は無精子なので
妊娠の心配はありません。

屈辱を受けるかも
知れないけど…
覚悟は…
出来ていますか?」

ゆりこはゆりを見た。

ゆりの目は真剣だ。

「私…
正樹が帰ってくるなら…
屈辱を受ける…
そして耐える！！」

ゆりはそんなゆりこの

表情を見て

「絶対に…
正樹さんを…
取り戻す…」

そう誓った。


その頃…

一平は正樹の浮気相手

美紀を待ち伏せして…

うまく誘拐した。

美紀は驚いて暴れたが…

一平の強い力で拉致監禁された。

美紀が目を覚ますと…

そこは薄暗い部屋で

自分は…

天井から両手を吊るされている。

身に付けているのは…

ブラとパンティだけ…

「ここは…？？」

美紀は目を凝らして

辺りを観察した。

良く見ると…

部屋の向こう側に…

知っている女性が

自分と同じ様に天井から

吊るされている。