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第25章 ゆりと一輝と鉄平と…

「一輝君、鉄平君…」

「はい…」

「もし…
お姉さんがあなた達に抱かれたら…
この事…秘密に出来る？
お友達に自慢したり言ったりしないって約束できる？」

良を見ながらゆりは二人に聞いた。

「ギクッ！！」

良は作り笑いを浮かべて

「ははは…
おい、お前達！！
内緒に出来るな？」

二人に強く言う。

「良君がそれを言うわけ？」

ゆりは笑いながら良に言う。

「それは…」

「約束は守ります…
僕達は良とは違います。」

「あら～…」

ゆりは二人が真剣に気持ちを伝えてくれたのが嬉しくもあった。

それに…

真美はこの二人に救われた…

「分りました。
けど、約束して…
お姉さんがあなた達に抱かれるのは今日だけ、
そしてこの事は絶対に口外しない。
出来ますか?」

「はい！！」

二人は元気よく答える。