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人妻ゆり
第35章 ゆりと泥棒といたずら小僧

「… …」

ゆりは黙ってブラウスを直した。

「あなた達…」

「お姉さん、怒らないよね?」

「胸を…揉まなかったらね…」

「げっ!!」

ゆりは二人を睨みつけて…

「良君!!修君!!」

と二人を捕まえて覗き込んだ。

目は…

完全に怒っている…

「ご、ごめんなさい…」

二人は素直に謝った。

「全く…」

ゆりはお冠だ。

泥棒に財布を取られて…

「災難だわ…」

そう呟くゆりだった。

修が

「ねぇ…
怒られついでに…
聞いて良い?」

「怒られ次いでって…
何よ!!?」

「あのぅ…
お姉さん…
さっき、胸を揉んだとき…
感じていなかった?
喘いでいたけど…」

修は上目使いにゆりを見た。

ゆりは真っ赤になって

「そ、そんな事…
ないわよ??」

焦って答えている。

「じゃぁ…
今、オッパイ触っても
感じないの?」

「も、勿論よ!
何を言ってるの?」

「じゃぁ…触らせて…」

「だ、だめぇ…」

慌てて胸を隠すゆり…

それを二人はじっと見ている。
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