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人妻ゆり
第41章 .最終章 心の中のゆり

「後で…判断する。」

浩二はそれだけ言った。





四人はそれぞれ家路に着いた。

「お姉さん…
大丈夫かな?」

修…

「分らない…」

一輝

「俺達どうなるのかな?」

鉄平

「何も分らないが…
とにかく雄二さんのところへ行こう」

良が走り出した。

どう見ても…ゆりはピンチだ。

その責任は自分達にある。

「雄二さん!!」


その頃ゆりは服を着て浩二の前に座っていた。

「ゆり!!説明しなさい!!」

「… …
あなた…ごめんなさい…」

ゆりはうな垂れてそれだけ言うのが精一杯。

「謝ってばかりでは分らない!!」

「は…い…」

「ゆり!!」

「… …」

「説明できないか?」

「あなた…許して…」

「あの子達の親御さんと…
話をしてくる。」

「あなた!!
それだけは…それだけは…
許して!!あの子達には…
罪はないの…
だから…だから…」

ゆりは浩二にすがり付いて泣いた。

「では…ゆり!
お前が全て悪いのか?」

浩二の手が震えている。

「は…い…」

ゆりは自分が原因と自供した。

「全く…
お前というやつは…」

浩二は怒りに震えていた。

信用していた自分の妻が自分がいない間…

高校生を連れ込んで…

明らかに不純異性行為だ。
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