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淳、光と闇
第9章 淳、屈辱の夜
「貴方達、私をどうするつもり?」
キッと二人を睨む淳。
「離して!!」
暴れる淳だが自由が利かない。
「元気の良いお姉さんだ…」
「ここは?どうして私を?」
バーテンが
「ここの店は旅人の中から
上玉を選んでこうして二人で
楽しむのさ…
お姉さんは選ばれたんだから
感謝して欲しいな。」
「じょ、冗談じゃないわよ!!」
尚も暴れる淳。
「ふふふ…その元気も
いつまで続くかな?」
マスターは薄ら笑いを浮かべて淳に近づいてくる。
「こ、来ないで!!」
「観念しな。」
そう言ってマスターは淳の口を塞いだ。
「むむむ…むぅむぅ…」
嫌がる淳の顔を抑えてマスターは
淳の唇を奪った。
強引に舌を淳の口の中に入れてきた。
「むぅむぅ!!」
顔を左右に振って嫌がる淳。
口を離すと淳はマスターを睨みつけて
「こんな事して…
ただで済むと思っているの?」
「思っているさ…
お前は俺たちにおもちゃにされて…
最後は…これだ…」
そう笑って淳に薬を見せた。
「な、何よ、それは?」
「これはヘロインだ。」
「ま、麻薬!!」
それを見た淳の顔は青ざめた。
麻薬を打たれれば…
「や、やめて…」
「これを打たれれば…
二度と…俺たちに逆らえない…
麻薬なしではいられないからな…」
「い、嫌よ…嫌!!」
「薬の恐怖の前にな、
もっと心配したほうが良いんじゃないか?」
バーテンはそう言って淳の口を塞いだ。
「むぅむぅ!!」
「はぁはぁ…」
いやらしい息遣いが淳にも聞こえる。
「お願い…許して…」
しかし、バーテンは白のブラジャーを
剥ぎ取っていく。