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淳、光と闇
第9章 淳、屈辱の夜
「た、助かった…」

ヘナヘナと崩れ落ちた淳…

「まぁまぁ…
淳ちゃん、一体どうしたのです?」

由美は笑いながら淳に近づいてきた。

淳は由美の顔を見ると

「ゆ、由美さん…
淳は…淳は…
怖かった…怖かったよぅ…」

と由美に泣きついてわぁわぁと泣いた。

「あらあら…
もう大丈夫ですよ…」

優しく頭をなでる由美。

みると一人の男が由美に頭を下げている。

「話を…聞かせてね…」


由美は淳とバーテンを省吾の下へ

連れて行った。

「失礼致します…」

「入りたまえ…」

中に入ると省吾は書き物をしている。

省吾は頭を上げるとそこには

淳が半べそで立っていた。

「お、おぉぉ…
淳ちゃん、淳ちゃんではないか。
ん?どうした?何があった??
そこの男性は?」

由美が説明を始めた。

「そうかそうか…
淳ちゃん、怖い思いをしたな。
もう大丈夫だ…」

優しく淳の頭を撫でる省吾。

「だ、旦那様…
淳は、淳は…
怖い想いを致しました。
怖かった…怖かったのです…」

そう言って省吾に抱きついて泣いた。

「可愛そうに…
で、そちらは?」

バーテンは今までの経緯を話した。

話を聞いているうちに省吾の顔色が

みるみる変わっていった。

「貴様…淳ちゃんに
何と言う事を…
そこへ直れ!!」

激しくバーテンを叱咤する省吾。

「だ、旦那様…
違うのです…」

「淳ちゃん、何が違うと言うのかね?」
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