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淳、光と闇
第10章 淳の初恋

「私、なんで素直に
なれないんだろう?」

泣きながら走る淳。

雄二はそれをみながら

「俺は…」

そう呟いて地面に拳を叩きつけた。

「やっぱり、大馬鹿だ!」

そう言って泣いた。


寮に戻った淳。

部屋に篭って泣いていた。

そこへ結花とゆりが遊びに来て

淳が泣いているのを見つけると

「淳ちゃん、
雄二に何かされたのね?」

「あの野郎…
ただではおかない!!」

激怒した二人は淳に

「大丈夫、
敵は取って上げる!」

そう言ったが当の淳は

「へ??何?敵って??」

と変な顔をしている。

「え?淳ちゃん、
雄二に襲われたんじゃなくて?」

「ち、違うわよ!!」

慌てて否定する淳。

話を聞いて二人は淳に

「馬鹿だよ、淳は…」

そう言って淳を抱きしめた。

「あいつは
本当に淳を大切に
思っているんだね?」

「私…」

「だから淳は
いつまでも彼氏が
出来ないのよ。」

「うん…」

「そこは否定する
ところだろう?」

「ははは、
そうだね…」

「全く…」


同じ頃、雄二は省吾の屋敷で

一人沈んでいた。

監督官の正志が

雄二の側へやってきて

「どうした。雄二…」

「監督…俺、やっぱり
駄目な男です。」

「いきなりでは分らんな。
ちゃんと話せ。」

雄二は今日の淳とのデートの事を

正志に話した。
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