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淳、光と闇
第10章 淳の初恋
正志は黙って話を聞いて

「あのな…
男と女、愛し合う者が
お互いを求め合う事は
極自然の事だ。
それを無理に
我慢しようとすると
溝が出来る。
溝は浅いうちは
いくらでも修復できる。
それにお前達はまだ若い。
お互いを好いて
いるなら我慢するな…」

正志は雄二にそう言った。

「でも、旦那様が。」

「旦那様は淳さんを
何より大切になさっているが…
だからと言って若い二人の
恋路を壊すお人ではないぞ?」

「はぁ、それは分りますが。」

「逆に変に我慢していると
旦那様の怒りに触れるぞ?」

「はい…」

「自分の気持ちに素直になれ。」

「はい…」


次の週末。

雄二は淳にメールを書いた。

「明日の午後から
お休みを頂いたので
一緒にご飯を食べよう。」

それを見た淳はすぐに

「私、ご飯食べたい!」

そう返事を書いた。

後から結花が淳の

書いているメールを見て

「ポカっ!!」

と頭を叩く。

「い、痛い!!」

「アホか!
なんでデートの誘いに
こんな返事を書くのよ?」

「だって…」

「淳!!あんたね?
自分にもっと
素直になりなさい!!
例えば返事は…

「私、雄二さんに
食べてもらいたい!」

どう?こういう風に書くのよ?」

「え?えーーー?」

それを読んで淳は真っ赤になった。

「これって…
誘ってるみたい…」

「抱かれたいんでしょ?
レイプ魔君に?」

「ちょ、その
レイプ魔ってやめてよぅ。」

「だってほんとの事。」

「結花!!怒るわよ!!
雄二君はレイプ魔じゃない!!
淳の彼氏なんだから!」

「そうそう、
それで良いのよ?
淳が雄二君を彼氏と思うなら
抱かれなさい…」

「どうしてそうなる訳?」

「あんた達を見てると
こっちがイラついてくるの!
じれったいったらありゃしない。」
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