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淳、光と闇
第10章 淳の初恋
食べ終わるとまた
二人は無言で歩き出した。
今度は腕を組んでいる。
暫く歩いて雄二が淳に
「まだ食べたりない…」
「そう、何食べる?」
「俺は淳ちゃんが食べたい!」
真っ赤になって雄二は淳を見る。
「え?私?」
淳も真っ赤になって雄二を見た。
「食べたい…」
「私で良いの?」
「他には食べる気にならない。」
「馬鹿…」
二人は自然のままに
ラブホテルに入っていく。
雄二は淳に
「好きな部屋を選んで…」
と促した。
「これ…」
淳は落ち着いた部屋を選ぶ。
「すみません。
泊まりで。」
「え??」
淳は雄二を見た。
雄二の目が真剣だった。
「雄二君…」
部屋に入った二人は感情の赴くままに
抱き合ってお互いの存在を確かめ合った。
自然に唇が重なり舌がお互いを求めた。
「淳…」
「あ、あぁぁ…雄二…」
雄二は淳を抱き抱えた。
「キャッ!!」
抱えられて淳は
「恥ずかしいから下ろして…」
と暴れたが雄二は
「淳は俺のものだ。
俺の言う事聞いて
俺だけを見て…」
「雄二…」
淳をベッドに寝かせて上から
淳に優しくキスをする。
「あぁぁ、雄二…」
「淳、欲しかった。
淳が欲しかった…」
「私も雄二が…欲しい…」
二人はすぐに抱き合った。
力強く雄二は淳をリードした。
時には優しく、時には荒々しく。
その度に淳は悶え、喘いだ。
「あ、あぁぁ…
雄二、もっとして…もっとぉ…」
雄二は淳にある程度の辱めを
受けさせて徐々に
自分に服従させていく。
その感覚を淳も楽しんだ。