この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
淳、光と闇
第13章 小さな卒業式
「だ、旦那様が施設経営を…??」
そこへ竜馬と優子が飛んできた。
「淳ちゃん、大変だ!!」
「今その話をしていたところです」
「どこまで話が進んでる?」
「あの…施設を旦那様が買い取ったと…」
「それでな…
その施設の専属講師長に…
淳ちゃんが指名されている…」
「は、はいぃぃぃぃ!!!」
再び淳が飛び上がった。
「専属で講師をする事になった。
今朝、省吾様より正式の要請だ。
それを断れば…
うちの会社とは取引しないと…」
「旦那様…何てこと…」
「でも淳は看護師です。
それを外す事は出来ませんよ?」
さゆりが口を入れた。
「その点なら…
大丈夫じゃよ…」
そこに騒ぎの張本人省吾が現れた。
「旦那様…何であんな事を…
淳は困っているのですよ?」
淳は省吾を睨んだ。
「まぁまぁ、淳ちゃん、そう睨むな…
今度の施設買収には
きちんとした理由がある。
それは予算が少なすぎて…
子供達の健全な教育が出来ないからだ。
それは国も認めたわい…
そこでわしは淳ちゃんを
講師長に任命して
その上で施設を買い取った。
少なくてもこれであそこの子供達は
きちんとした教育を受ける事が出来る。
それに…施設の子供達の病気の治療を…
ここの病院にお願いしたいのじゃ…」
「はぁ??省吾さん…
それでは…」
「そうじゃ…
ここは設備が整っているから
子供達にきちんとした
医療を与える事が出来る。
予算はわしが出すから子供達は
予算不足で泣く事もなくなる…
淳、どうじゃ…??」
「旦那様…
お気持ちは淳は嬉しく思います。
ですが淳は看護師ですよ?」
「だから…講師長なんじゃよ」
「はぁ…」
「淳ちゃん、時間がある時は
講師となって今まで通り勉強を教えて…
本業や副業の時はそちらに打ち込めばよい。
今まで通り子供達と時間の許す限り…
勉強に励みなさい…」
そこへ竜馬と優子が飛んできた。
「淳ちゃん、大変だ!!」
「今その話をしていたところです」
「どこまで話が進んでる?」
「あの…施設を旦那様が買い取ったと…」
「それでな…
その施設の専属講師長に…
淳ちゃんが指名されている…」
「は、はいぃぃぃぃ!!!」
再び淳が飛び上がった。
「専属で講師をする事になった。
今朝、省吾様より正式の要請だ。
それを断れば…
うちの会社とは取引しないと…」
「旦那様…何てこと…」
「でも淳は看護師です。
それを外す事は出来ませんよ?」
さゆりが口を入れた。
「その点なら…
大丈夫じゃよ…」
そこに騒ぎの張本人省吾が現れた。
「旦那様…何であんな事を…
淳は困っているのですよ?」
淳は省吾を睨んだ。
「まぁまぁ、淳ちゃん、そう睨むな…
今度の施設買収には
きちんとした理由がある。
それは予算が少なすぎて…
子供達の健全な教育が出来ないからだ。
それは国も認めたわい…
そこでわしは淳ちゃんを
講師長に任命して
その上で施設を買い取った。
少なくてもこれであそこの子供達は
きちんとした教育を受ける事が出来る。
それに…施設の子供達の病気の治療を…
ここの病院にお願いしたいのじゃ…」
「はぁ??省吾さん…
それでは…」
「そうじゃ…
ここは設備が整っているから
子供達にきちんとした
医療を与える事が出来る。
予算はわしが出すから子供達は
予算不足で泣く事もなくなる…
淳、どうじゃ…??」
「旦那様…
お気持ちは淳は嬉しく思います。
ですが淳は看護師ですよ?」
「だから…講師長なんじゃよ」
「はぁ…」
「淳ちゃん、時間がある時は
講師となって今まで通り勉強を教えて…
本業や副業の時はそちらに打ち込めばよい。
今まで通り子供達と時間の許す限り…
勉強に励みなさい…」