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淳、光と闇
第15章 淳とレッドスコルピオン
「座って…」
優子に言われるがままに椅子に座る。
じっと淳を見ている優子。
「主任…どうして?」
「淳ちゃん…貴方…
そのコートを何処で?」
「は、はい…
それは…」
淳は下を向いてしまった。
事実を言えばまた皆が心配する。
「言えないの?」
「そ、それは…あの…」
「言いなさい!!
これは大事な事なんだから…」
物凄い表情で優子は淳を睨んだ。
「は、はい!!」
淳は昨日の事を優子に話した。
「そう…」
優子はそれだけ言って
「淳ちゃん、その女性は…
目の下にほくろ…なかった?」
「はい、ありました…」
「それで右手…小指あった?」
「いえ…なかったのです。
それでよく覚えています。」
「そう…」
優子は今度は悲しい表情になった。
「主任、さっきから…
どうしたんです?」
「淳ちゃん?」
「は、はい!!」
「そのコート…
二度と…着てはいけませんよ?
分りましたか?」
「へ??何故です??」
「理由は知らなくても良い。
とにかく…着てはいけません!!」
「どうして…です?」
「どうしても…」
「主任、それでは…
私…納得できません!!」
「淳ちゃんは…
知らないほうが良いの…」
「どうして?」
優子は黙ってしまった。
そして淳に
「そのコートは
女暴走族…
赤い蠍…別名…
レッドスコルピオン…
その装束です。
そして…さっき聞いた女性は…
私の…部下です…」
「はぁ????
ぶ、部下って…
で、では、主任は???」
淳は驚いて腰を抜かすと思った。
優子に言われるがままに椅子に座る。
じっと淳を見ている優子。
「主任…どうして?」
「淳ちゃん…貴方…
そのコートを何処で?」
「は、はい…
それは…」
淳は下を向いてしまった。
事実を言えばまた皆が心配する。
「言えないの?」
「そ、それは…あの…」
「言いなさい!!
これは大事な事なんだから…」
物凄い表情で優子は淳を睨んだ。
「は、はい!!」
淳は昨日の事を優子に話した。
「そう…」
優子はそれだけ言って
「淳ちゃん、その女性は…
目の下にほくろ…なかった?」
「はい、ありました…」
「それで右手…小指あった?」
「いえ…なかったのです。
それでよく覚えています。」
「そう…」
優子は今度は悲しい表情になった。
「主任、さっきから…
どうしたんです?」
「淳ちゃん?」
「は、はい!!」
「そのコート…
二度と…着てはいけませんよ?
分りましたか?」
「へ??何故です??」
「理由は知らなくても良い。
とにかく…着てはいけません!!」
「どうして…です?」
「どうしても…」
「主任、それでは…
私…納得できません!!」
「淳ちゃんは…
知らないほうが良いの…」
「どうして?」
優子は黙ってしまった。
そして淳に
「そのコートは
女暴走族…
赤い蠍…別名…
レッドスコルピオン…
その装束です。
そして…さっき聞いた女性は…
私の…部下です…」
「はぁ????
ぶ、部下って…
で、では、主任は???」
淳は驚いて腰を抜かすと思った。