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淳、光と闇
第15章 淳とレッドスコルピオン
「私…赤い蠍のリーダーでした。」
「主任が…
暴走族の…リーダー???」
「私は…赤い蠍を…
解散しました。
その時に副総帥だったのが
貴方を救ってくれたミユキです。」
「あの綺麗な女性が…
副総帥??」
「そう…
淳ちゃん、あの装束を着ていれば…
貴方に危害が及びます。
ですから…あの装束は…
決して着てはいけません。
分りましたか?」
「は…い…」
その時の優子の表情は暗く…
そして悩ましく…運命を呪った
表情をしていた。
「ミユキちゃん…
貴方…何故…??」
淳は優子の触れてはいけない
過去に触れてしまったと
思って震えていた。
「淳ちゃん?」
「は、はい!!」
「お願いがあるの…」
「はい!何でしょう?」
「その装束…私に
もらえないかな?」
「はぁ??これを??」
「そう…その装束…
私にくれるなら…
私…なんでもするわ…
お金が欲しいならあげます。
私を叩きたいなら叩いて構わない…
私を苛めたいなら…今ここで…
私…裸になって淳ちゃんに
いたぶられても良い…
だから…その装束…
私に…下さい…
お願い…」
優子はその場に土下座して淳に頼み込んだ。
「ちょ、ちょっと…
主任…あの…
と、とにかく…
立って下さい!!」
淳は慌てた。
あの気品高い優子が…
装束をくれるなら…
自分を…
「主任??」
「はい…」
「装束あげるから…
そんなに自分を責めないで下さい。」
「淳ちゃん…」
「私…そんな主任…
見たくありません!!」
「… … 」
淳は装束を優子に渡した。
「主任が…
暴走族の…リーダー???」
「私は…赤い蠍を…
解散しました。
その時に副総帥だったのが
貴方を救ってくれたミユキです。」
「あの綺麗な女性が…
副総帥??」
「そう…
淳ちゃん、あの装束を着ていれば…
貴方に危害が及びます。
ですから…あの装束は…
決して着てはいけません。
分りましたか?」
「は…い…」
その時の優子の表情は暗く…
そして悩ましく…運命を呪った
表情をしていた。
「ミユキちゃん…
貴方…何故…??」
淳は優子の触れてはいけない
過去に触れてしまったと
思って震えていた。
「淳ちゃん?」
「は、はい!!」
「お願いがあるの…」
「はい!何でしょう?」
「その装束…私に
もらえないかな?」
「はぁ??これを??」
「そう…その装束…
私にくれるなら…
私…なんでもするわ…
お金が欲しいならあげます。
私を叩きたいなら叩いて構わない…
私を苛めたいなら…今ここで…
私…裸になって淳ちゃんに
いたぶられても良い…
だから…その装束…
私に…下さい…
お願い…」
優子はその場に土下座して淳に頼み込んだ。
「ちょ、ちょっと…
主任…あの…
と、とにかく…
立って下さい!!」
淳は慌てた。
あの気品高い優子が…
装束をくれるなら…
自分を…
「主任??」
「はい…」
「装束あげるから…
そんなに自分を責めないで下さい。」
「淳ちゃん…」
「私…そんな主任…
見たくありません!!」
「… … 」
淳は装束を優子に渡した。