この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
淳、光と闇
第16章 省吾からの旅立ち
「何と言う…
この子は
こんな辛い目にあいながら
それでも…強く生きている。」
それがより淳を不憫で可愛く思う
省吾と由美…
「それでは私は会社へ
行って参ります。
淳ちゃん、ゆっくりしていってね?」
由美が優しい笑顔で淳に言う。
「あれ?由美さん、
お仕事ですか?」
「そうなのよ。
旦那様が淳ちゃんが来るから
今日は予定キャンセルしちゃって…
私はその後始末よ?」
笑いながら
「淳ちゃん、旦那様の
お守りをお願いね?」
「こ、こら…」
「旦那様。
駄目ですよ?
淳が来ることくらいで
お仕事キャンセルなさっては…」
キッと省吾をにらむ淳。
「なぁに…
たいした仕事ではないよ。
淳ちゃんに会うほうが大事じゃ。」
そういいながら淳の頭を撫でる。
そんな省吾の手を振り解き
突然、淳は立ち上がって省吾に
「あの、旦那様…」
表情を変えて省吾を見つめる。
「どうしたのじゃ?
淳ちゃん??」
「淳は幸せで御座います。
旦那様と出会って
こんなに良くして頂いて
そして雄二君とも知り合えて。
雄二君はここで
再出発が出来て。
旦那様、
淳はたってのお願いがございます。」
「淳ちゃん、
なんじゃ?申してみぃ…」
「あのですね。
淳には雄二と言う彼氏がおります。
もし雄二がいなければ淳は
今でも旦那様に抱かれる事を
続けていたでしょう。
しかし、雄二と言う彼氏が出来て
旦那様は淳を求めなくなりました。
それは旦那様が私と雄二の事、
気に止めて頂いているからだと
淳は解釈します。
それでですね。
今日は淳は最後に
旦那様に…あの…ご奉公を
させて頂きたく思います。
今日を持って淳は体を
旦那様ではなくて
あの、雄二にゆだねようと思います。
旦那様…淳のわがまま
お許し下さい。」
深々と頭を下げる淳。
この子は
こんな辛い目にあいながら
それでも…強く生きている。」
それがより淳を不憫で可愛く思う
省吾と由美…
「それでは私は会社へ
行って参ります。
淳ちゃん、ゆっくりしていってね?」
由美が優しい笑顔で淳に言う。
「あれ?由美さん、
お仕事ですか?」
「そうなのよ。
旦那様が淳ちゃんが来るから
今日は予定キャンセルしちゃって…
私はその後始末よ?」
笑いながら
「淳ちゃん、旦那様の
お守りをお願いね?」
「こ、こら…」
「旦那様。
駄目ですよ?
淳が来ることくらいで
お仕事キャンセルなさっては…」
キッと省吾をにらむ淳。
「なぁに…
たいした仕事ではないよ。
淳ちゃんに会うほうが大事じゃ。」
そういいながら淳の頭を撫でる。
そんな省吾の手を振り解き
突然、淳は立ち上がって省吾に
「あの、旦那様…」
表情を変えて省吾を見つめる。
「どうしたのじゃ?
淳ちゃん??」
「淳は幸せで御座います。
旦那様と出会って
こんなに良くして頂いて
そして雄二君とも知り合えて。
雄二君はここで
再出発が出来て。
旦那様、
淳はたってのお願いがございます。」
「淳ちゃん、
なんじゃ?申してみぃ…」
「あのですね。
淳には雄二と言う彼氏がおります。
もし雄二がいなければ淳は
今でも旦那様に抱かれる事を
続けていたでしょう。
しかし、雄二と言う彼氏が出来て
旦那様は淳を求めなくなりました。
それは旦那様が私と雄二の事、
気に止めて頂いているからだと
淳は解釈します。
それでですね。
今日は淳は最後に
旦那様に…あの…ご奉公を
させて頂きたく思います。
今日を持って淳は体を
旦那様ではなくて
あの、雄二にゆだねようと思います。
旦那様…淳のわがまま
お許し下さい。」
深々と頭を下げる淳。