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淳、光と闇
第16章 省吾からの旅立ち
「淳ちゃんは
やはりわしの
見込んだ可愛い子じゃ…」

「はぁ…??」

「今の言葉
よくぞ申した。
大抵の男はあそこまで言うと
すぐに折れてしまって
連れ添いを捨てるか
わしに許しをこうて来る。

わしはそれが我慢できんかった。
しかし、若い女性の淳ちゃんが
そこまでわしの前ではっきりと
物を申した。
わしは嬉しいぞ…
淳ちゃん、雄二を絶対に放すなよ?」

優しい目に戻って省吾はいつまでも

淳の頭を撫でた。

「今の二人の努力は
必ず報われる。
今を辛抱して幸せを…
掴み取るんじゃよ?」

「だ、旦那様…
はい!」

「ところで淳ちゃん?」

「はい。」

「さっきの話…
わしに抱かれる為に
来たと言う話は
本気か?」

「はい…」

淳はまた下を向く。

「そうか…」

省吾は電話で一切の立ち入りを禁じて

「その覚悟はあるのじゃな?」

「はい…」

「そうか…
ではこれから…」

淳はこれから省吾に抱かれると

覚悟を決めた。

「これから
わしの頼みを聞いてくれるかのぅ?」

「はい??」

「今日と言う日、
わしが淳ちゃんを
旅立たせる日になろうのぅ…」

「はぁ?」

「さっきの言葉
今日を持って淳ちゃんの体は
わしから雄二に移る。
故に最後の思い出。
淳ちゃん、わしは
彼氏がいる女性を抱く事はせぬが
最後だ。あのな…」

「は、はい…」

「下着姿を…淳ちゃんの
下着姿を見せてくれぬか?」

「下着姿を、で御座いますか?」

「そうじゃ…」

「淳の裸は
醜う御座います。」

「それを決めるのはわしじゃよ。」

「そうですか、
わかりました…」

淳は服を脱ぎだした。

そしてブラジャーとパンティだけになった。

真っ白な純白の下着は

淳の美しさをより引き立たせた。
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