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淳、光と闇
第22章 さゆりの危機
淳はじっと夢子を見て…

「うちの婦長さんは
日本一、いや世界一の婦長です。
私達はそんな婦長さんに
憧れて看護師になりました。」

「舞、勝枝!!
お前たちまで…」

「婦長!!さゆり婦長は
心があります。
看護する者には絶対に必要な
人としての心が。
だから…だから…
さゆり婦長を助けて…」

床に頭をこすり付けて

二人は夢子にすがった。

夢子は二人をじっと見て

「やれやれ…
外科で問題児だったお前達が
こんなに立派な
公爵を垂れるようになって…
私は嬉しいぞ?」

にやりと笑って看護師長達に

「皆…さゆりを助けて
始末書書いて
減給処分受ける者
この指とまれ。」

次々と看護師長達は夢子の下へ。

「決まりだな。
今頃、下手すれば処分下るから
急ぐか…」

こうして看護師長達は諮問機関に

殴り込みを掛けた。


「君達は
何をやっているのか
分っているのかね?」

「分っているから
こうしてじじぃの
頭を叩きに来た。」

夢子が機関の一人の頭を叩いて笑った。

「君!!し、失礼な!!」

「失礼なのは爺だよ?」

「な、何???」

「さゆりさんの愛弟子は
何処へ行っても一線級さ。
その実績を知らないのかい?」

瞳が笑いながら言う。

「じじぃ達は
病院のトップの癖して
看護の心も知らないのかな?」

みゆが真剣な表情で睨む。

「あんた達、
さゆり婦長を解雇したり
処分したら…
ここの地方の
看護師が黙っていないよ?」

最後に良子が機関の人間を脅した。
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