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淳、光と闇
第22章 さゆりの危機
「君達…」

「良いのかい?
私達が抜けても…??
出身の大学病院が
黙っていないよ?」

「な、何??」

「大学と対立すれば
医師は来なくなる。
それにさゆり婦長は
大学の看護学校の
副校長だぞ?
そんな人を切れば
大学と戦争になるぞ?」

更に脅す良子。

良子も大学でさゆりに憧れて

看護師になった一人だ。

「婦長さんが
大学の看護学校の副校長???」

淳や結花、ゆりが驚いて目を丸くした。

「あら?知らなかったの?」

舞がびっくりしてみている。

「知らなかった…
婦長さん、そんなに
偉い人だったんだ…」

「く!!お前達
人を脅して
無事で済むと思うなよ?」

「脅しているのは
そっちじゃないか?
さゆり婦長を脅して
責任取らせて追い出せば
自分達の息の掛かった
人間を第一内科に配属できる。
第一内科は…ここでは
中心的な課だからね?」

「くっ…」

「機関の負けですね?」

「あれ?」

淳たちが見るとそこには

玲子が立っている。

「総婦長!何とか
言って下さい!!」

「はいはい…
言いますよ。
機関の皆様
看護の心は
人を想う心
人に安心を与える心
祈る心です。

今の機関の皆様には
そんな心は微塵も無いですね?
ここまで言われて
それでもさゆり婦長を
処分しますか?
追い出しますか?
もしそれを強行したら
全国看護師会が
黙っていないでしょうねぇ??」

ニコニコと笑って玲子は機関に

止めを刺した。

「く…さゆり婦長と
芳子君はお構いなしとする…」

「や、やったぁ!!」

淳や結花、ゆり達は飛び上がって

喜んでさゆりに抱きついた。
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