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第3章 竜馬の会社

隣には美しい女性が立っている。

「社長、こちらですか？
タウンマーケッティング調査員
と、いう方は？」

「はぁ？？
た、タウンマーケッティング…？？」

「そうだよ。優子君。
新しいスタッフだ。」

「で、社長…
何処でお知り合いに
なられたのですか？」

「まぁ、なんだ…
街中で…い、いてぇ！！」

いきなり優子につねられて竜馬は

汗を拭きながら

「だから…
それはやめてくれと…」

優子は怖い顔をして淳に

「あのですね…
うちの社長が…
あの…失礼な事を…
しませんでしたか？
例えば…レイプまがいとか？」

いきなり聞かれて淳は返答に困った。

「ははは…
違うって…なぁ？淳ちゃん？」

竜馬は焦りながら淳に聞く。

優子は淳の前にしゃがんで

「遠慮なさらずに申して下さい…」

と優しい顔で聞いてくる。

「あの…
私…社長さんに…
レイプされました…」

顔を真っ赤にして淳は答えた。

「社長…」

とたんに怖い顔になって

優子は竜馬を睨みつけた。