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淳、光と闇
第26章 みくの家庭教師

それから数日後…

みくは友達の結花にその話しをした。

「ちょっと、みく…
その龍二君、本当に合格したら…
あなた龍二君に抱かれるつもり?」

「あら?教師は嘘は言わないわ。
だけど、現実問題…
龍二君の成績では狙っている
大学は無理…」

「あんた、それを知っていて?」

「うん…
結果はどうであれ…
龍二君には努力すれば
結果が付いて来て…
手に入ると言う事を学ばせたい。」

「でも、本当に合格したら?」

「その時は…
私…あげても良いと思う…」

「みく…あんた…
龍二君を??」

「うん…好きになった…」

「年の差…考えなさいよ?」

「みっつだよ…」

「あ、そうか…」

しかしみくは…

龍二に自分を許す事は出来なかった。


竜馬の会社の健康診断で…

みくは再検査になる。

「あれ?再検査…??」

優子はみくに

「すぐに…さゆりさんの
病院で再検査しなさい。」

「はい…」

そして病院で再検査の結果…

医師は優子と竜馬に

「残念ですが…
肝臓がんです…
手遅れです…」

二人はその言葉に我を失った。
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