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淳、光と闇
第26章 みくの家庭教師
結花がさゆりの前で土下座して
「淳ちゃんは私の為に…
婦長さん、どうか…
淳ちゃんをお許し下さい…
淳ちゃんを復帰させて…
お願いです…」
「結花ちゃん、
皆で…淳を信じて待ちなさい。
分りましたか?」
結花には地獄だった。
親友のみくの命と淳の看護師生命。
「ゆり…私…どうしたら…??」
結花は絶望と悲しみの中にいた。
美紀、みゆ、舞が心配して結花を気遣った。
「結花!!駄目じゃない…
しっかりしないと…
全く…いつまでも子供ね?」
「え??」
そこには咲が立っていた。
後から健がVサイン…
「あ、咲ちゃん…」
「淳が抜けて戻る間…
先生が婦長さんに描けあって…
それまでここでお手伝いします。」
健が
「お転婆共…
じゃじゃ馬が戻るまで
咲を使え…」
「さぁ、淳が戻るまで…
気合入れていくわよ!!」
美紀が号令を掛ける。