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淳、光と闇
第26章 みくの家庭教師

「はい…私…
みくの為なら…
どんな苦しみも辱めも…
辛さも…うけまする…」

「それでは足りないな…」

省吾は尚も優子を睨む。

「足りない…」

「良いか?
親と言う物は己の命を投げ出しても…
我が子を守る物…
君にはまだその覚悟が出来ていない。
みくとやらを…
守ろうとする気持ちがまだ足りない…」

省吾はそう言って優子を睨んだ。

そこへ電話が来て由美が対応して

「分りました…
旦那様に御報告しておきます。」

そう言って電話を切った。

由美は省吾に耳打ちをする。

「なんと?
淳ちゃんが??」

「はい…そのようです…」

「むぅぅぅ…」

省吾は唸った…

そして優子に

「君の…可愛い娘の為に…
淳ちゃんが自らの
看護師生命を掛けたそうな…」

「え??淳ちゃんが…」

「淳ちゃんは自らの
看護師としての誇り、
ナースキャップを看護師達の
長の前に差し出して…
みくを救えと申したそうな…
さゆりさんが激怒して淳ちゃんに
辞表を書かせて現在謹慎している。」

「そ、そんな…
淳ちゃんにとって
みくは他人…」

「そこじゃよ…
君に足りないものは…」

「そこが…足りない…」
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