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淳、光と闇
第29章 省吾の入院
「あまり…見ないで下さいませ。
旦那様…」

真っ赤になって恥ずかしがる淳。

省吾の目には淳が白衣を着て

仕事をしている姿を想像して目を細めた。

「素敵よ?」

「由美さん、有難う御座います。」

「旦那様…
旦那様が検査入院している間
この部屋を担当させて頂きます
淳と申します。
不明な点が御座いましたら…
淳に何なりとお申し付け下さい。」

淳はいつもの検査入院患者と

同じ挨拶を省吾にも行って礼をする。

「淳ちゃん、わしへの挨拶とな?」

「え?旦那様…
淳はいつも新規の患者さんには
同じ御挨拶をさせて頂いております。」

「おぉぉ…
普段からそのような挨拶とな?」

「はい…」

「うんうん…
しっかりとした優しい挨拶じゃ。」

「まぁ、旦那様…」

「ははは…」

「ところで旦那様?」

「ん?何じゃ?」

「まずお伝えしておきますが…
ここではいくら旦那様と
言われましても…
他の患者さんと一緒の扱いで御座います。
特に淳は旦那様が入院している間、
責任がありますので…
一切、他の患者さんとは…
分け隔て致しません。
御了承下さい。」

「承知した…」

「それと面会は時間が
決まっておりますので…
守って頂ける様にお願い致します。」

「委細承知…」

「それとこの淳は
本職の看護師として
かなりきつう御座います。
お覚悟を…」

「ははは…
これは困ったな…」

「では最後に検査に当たりまして…
旦那様の検査を専属で
行う技師が御挨拶を致します。
咲ちゃん…」

淳の隣に小柄な技師が並び

ゆっくりと挨拶をする。
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