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淳、光と闇
第30章 健と省吾
「褒美とな…」
「旦那様…淳は先生が
執刀する褒美として…
唇を…先生に差し出しました…」
「な、なんと!!
おのれ…そこへ直れ!!」
「おっと…じじぃ…
俺はじゃじゃ馬の唇と引き換えに
じじぃを助ける…
それだけ…」
「うぬぅぅ…」
省吾は怒りに震えていた。
「旦那様…淳は淳は…
たとえ…体を奪われても…
旦那様がお元気に
なられるのでしたら…
それでも良いのです!
ですから…健先生の執刀で…
手術を受けてください…
淳のお願いです…」
泣きながら淳は省吾に縋りついた。
「ぬぅぅぅ…」
省吾は怒りが収まらなかったが
泣きじゃくっている淳を見て
「淳ちゃん…あの医者の…
執刀で…手術を受けようぞ。」
淳の頭を優しくなでながら言う。
「だ、旦那様…」
「心配するな…
わしは…必ず…元気になって…
あの医者を…成敗してくれる…」
「はい!!」
省吾は手術を受けた。
健が省吾の執刀を引き受ける
条件として…
1、助手に淳を着ける事
2、術式は健が全て決める事
3、淳の助手として美紀と結花、ゆりを
着ける事
4、執刀する見返りに淳とキスをさせる事
これを病院側に提示した。
「な、何と…非常識な…
医師が執刀する見返りとして
看護師とキスを認めるなどと…
非常識にも程がある!!」
医局のトップは健を叱咤するが
健は
「俺が執刀しない限り…
患者の手術での成功確立は
50%だ…
万が一…患者にもしもの事があれば
病院側としては困るのではないかな?」
「うぬぬ…
き、貴様…
それで…成功確率90%と
言うのは…ほらではないだろうな?」
「俺は…医者だ…
成功確率に嘘をついても
始まらない…」
「分った…
但し…失敗したら…」
「その時は俺を
煮るなり焼くなり好きにしろ…」
こうして省吾の執刀医は健に決まった。
「旦那様…淳は先生が
執刀する褒美として…
唇を…先生に差し出しました…」
「な、なんと!!
おのれ…そこへ直れ!!」
「おっと…じじぃ…
俺はじゃじゃ馬の唇と引き換えに
じじぃを助ける…
それだけ…」
「うぬぅぅ…」
省吾は怒りに震えていた。
「旦那様…淳は淳は…
たとえ…体を奪われても…
旦那様がお元気に
なられるのでしたら…
それでも良いのです!
ですから…健先生の執刀で…
手術を受けてください…
淳のお願いです…」
泣きながら淳は省吾に縋りついた。
「ぬぅぅぅ…」
省吾は怒りが収まらなかったが
泣きじゃくっている淳を見て
「淳ちゃん…あの医者の…
執刀で…手術を受けようぞ。」
淳の頭を優しくなでながら言う。
「だ、旦那様…」
「心配するな…
わしは…必ず…元気になって…
あの医者を…成敗してくれる…」
「はい!!」
省吾は手術を受けた。
健が省吾の執刀を引き受ける
条件として…
1、助手に淳を着ける事
2、術式は健が全て決める事
3、淳の助手として美紀と結花、ゆりを
着ける事
4、執刀する見返りに淳とキスをさせる事
これを病院側に提示した。
「な、何と…非常識な…
医師が執刀する見返りとして
看護師とキスを認めるなどと…
非常識にも程がある!!」
医局のトップは健を叱咤するが
健は
「俺が執刀しない限り…
患者の手術での成功確立は
50%だ…
万が一…患者にもしもの事があれば
病院側としては困るのではないかな?」
「うぬぬ…
き、貴様…
それで…成功確率90%と
言うのは…ほらではないだろうな?」
「俺は…医者だ…
成功確率に嘘をついても
始まらない…」
「分った…
但し…失敗したら…」
「その時は俺を
煮るなり焼くなり好きにしろ…」
こうして省吾の執刀医は健に決まった。