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淳、光と闇
第32章 小さなスプリンターの大きな夢

白血病の権威は

「なんていうチームワークだ。
私のスタッフに…
ここまでのスペシャリストが
いるだろうか?」

驚いた表情で見ていた。

「驚いたか?」

手を動かしながら権威に健は言う。

「これが日本の…
救急救命の実力だ!!」


しかし、正平は…

生きて手術室を出る事はなかった…

「チームの初めての敗北…」

健も、淳も、与太郎も、咲も、美紀も…

敗北と言う文字に屈した。

「助けられなかった…」

がっくりと膝を突いて…

「く、くそぅぅ!!」

健と与太郎が床を殴りつける。

淳、咲、美紀はうな垂れている。

それを権威は

「あの子は…
すでに助からなかった…」

と五人を宥めたが…

「何??」

健が権威を睨んで与太郎が

権威を殴りつけた。

「助からなかった?
そんな事…誰が…誰が…決めた?
俺達は…例え確立0.0001%でも…
そんな低い確率でも…
患者が生きる希望を持っている限り…
手術は行う…
生きる希望を…俺達は…
決して見捨てない…
それが日本の医療だ!
分ったか!!!」

健が物凄い形相で権威に怒鳴った。
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