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淳、光と闇
第35章 親子の絆

「出生の秘密を知ってから…
寮の部屋で結花と二人…
いつかは親に会えるかな?
生みの親ってどんな人だろう?
どう接すれば良いのかな?
今頃幸せに暮らしているのかな?
悲しい想いしていないかな?
体を壊していないかな?

いつもそんな事を思って心配して…
そして、いつかは会えるよねって…
結花と二人何度も泣いた。

会いたい…確かにパパとママは
私達を可愛がってくれた。
でも、やっぱり…
生みの親が別にいると知ったら…
私達…会いたいって…

あんた!!何度泣いたか…
どれだけ私達、あんたの事…
思って泣いて朝を迎えたか…
分ってるの??

パパとママが心配するから
出来るだけそれを
感ずかれないように
気をつけて…
私達…二人抱き合って
どれだけ泣いたか分って
今そうやって頭を下げてるの?

それを知りもしないで…
今頃のこのこと…
年だから会いたいから…
それだけの理由で
よくもよくも…

あんた!!あんたは…
親と名乗る資格なんてない!!
娘が苦労して…
娘が寂しがっているのに
知らん顔している
親が何処にいるの!!

私達…親はパパとママだけです。
どうか…お引取り下さい…」

ゆりが立ち上がった。
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