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淳、光と闇
第37章 新しいライバル
京太郎はオムライスを見て目が

ハートになっている。

「全く…」

膨れる淳…


メイドカフェで過ごした二人は

そのまま公園へ行ってベンチに座っていた。

特に行く所もなく手を繋いで

何気なく歩いて公園へ着いたのだ。

京太郎は公園の脇にあるミラーを見ている。

そして淳に

「ねぇ…淳ちゃん。」

「なぁに?」

「あのさ…俺と賭けをしない?」

「賭け??」

「そう…賭け…
淳ちゃんが勝ったら
もう俺に付かなくて良いし
好きな物を買ってあげる。
あ、物書きは貧乏だからあまり
高い物は買えないけど…
で、俺が勝ったら…
今日の仕事終ってから…
ヘルスのバイトして?」

「はぁ??
良いけど…
でも、本番は…なしだからね。」

「分った。」

淳は京太郎を見た。

「で、何をするの?」

「これ…」

京太郎は木の棒を持ってきて

公園の隅に立てた。

「これ…今太陽が当たって
影が一つ出来ているよね?」

「うん…」

「でね、一時間後…
影はいくつになるでしょう?」

「はぁ?影は一つに決まってるじゃない。
太陽は一つだから…」

「本当にそう思うかい…?」

「うん…」

「では俺は二つに掛けるけど…
淳ちゃん、それで良いかい?」

「いいよ。」

淳は

「こいつ…やっぱり馬鹿だ…」

そう思った。

影は太陽の日の当たらない部分。

よって太陽が一つなら…

影は一つ…

「では…一時間後に見てみよう。」

淳は待っている一時間の間に

何してもらおうか?

それともこれで付くのをやめようかと

色々考えた。

「こんな賭け…
私の勝ちに決まっているじゃない…
馬鹿ね?物書き…」

ふふんと笑いながらニコニコと

笑っている淳…
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